教会は、日本人にはあまり身近なものではありませんでした。
しかし、昨今では、結婚式では、突然クリスチャンになる方が多くなりました。
見せる式としては、カッコイイですよね!長いバージンロードを進む新郎新婦が素敵です。
教会には、大きくわけてカトリックとプロテスタントがあります。
プロテスタントは、異教徒の結婚式を禁止していません。
信者でなくても、式を挙げることができます。ほとんどの場合、プロテスタンでの式です。
神父様がカトリックで、プロテスタントが牧師様です。聖書も、かなり訳の仕方が違います。
カトリックは、聖母マリアと言い、イエス同様マリアも崇拝されています。偶像崇拝が、強いです。
プロテスタントは、クリスチャンではない我々にとっては、とっつきやすいですね。
ローマ法王が統治しているのがカトリックで、宗教改革者マルチンルターから発生したものが、
プロテスタントだということですが、このことを知って結婚式を挙げる人が何人いるのでしょうか?
教会で式を挙げるカップルは、式までに数回のキリスト教に関する講話があります。
たぶん、“愛”関するお話なのでしょうね。しっかりと、聞いて欲しいですね。
式場での教会式は、講話はないでしょうね。牧師様も、外人さんのアルバイトだと聞いたことがあります。
新婦はウエディングドレス、新郎はタキシードが正装なのはご存知の通りですが、
参加する側の服装については、あくまで引き立て役ですので、やや落ち着いた服装が好ましいです。
神聖な雰囲気の中で新郎新婦を祝う気持ちで、厳かな気持ちで参加しましょう。
男性は、ブラックスーツまたはディレクターズスーツ、女性はドレスやワンピース。
学生は学校の制服、小学生などはブレザーがいいでしょう。
女性のアクセサリーは、昼間ならアフタヌーンドレスにパールや布製のコサージュのように光らないもの。
夜ならイブニングドレスやセミイブニングドレスに光り物が基本です。
気をつけたいのは、厳かな場なので、肌の露出は避け、肩出しや胸の開いたもの、素足も出さない事です。
和装でも大丈夫です。
日本で一番最初に出来た教会は、大道寺跡にある聖サビエル記念碑として、ここにありましたと言うことだけ分かりますが、残念ながら建物はもうありません。
日本でのキリスト教は、長い間 弾圧にあってきましたので、キリスト教徒の人の信仰は命がけだったに違いありません。
それでも、途切れることなく、キリスト教がこの日本で息づいてきたのは、すごいことだと思います。
1551年にフランシスコ・ザビエルが日本に来てから、キリスト教が日本に初めてはいってきました。
これまでの仏教とは違う教えに、強く引き付けられたことでしょう。
小さい頃は披露宴が結婚式だと思っていましたが、本当のところは、披露宴の前の30分位の儀式が本当の意味での結婚式だったのですね。
結婚式は、宗教にのっとって行う教会式、神前式、仏前式、無宗教の人前式とがあります。
本当に様々なスタイルがあるのですが、自分に合ったスタイルを選びたいものです。
そのスタイルによっても招待される人も衣装を考えなければいけないので、事前の連絡は必須ですね。
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